実践 Dynamics CRM環境構築 (6) SQL Serverインストール

準備も終わり、CRMサーバのインストールに移る(OUの設定は事前に実施すべきことであるが、次回あたりに記載)。

CRMサーバのインストールでは以下の設定及びインストールを行う。

①インストールアカウントへの権限付与

②SQL Serverのインストール

③Dynamics CRMのインストール

上記を実施する必要があり、ここでは①と②を記載する。

 

①インストールアカウントへの権限付与

前回の投稿でcrmdom\crmadminというドメインアカウントを作成した。

これを利用してインストールを行うのであるが、crmdom\crmadminを作成しただけでは不十分である。

本来的にはSQL Serverをインストールするための権限を記載するべきであるが、

Dynamics CRMをインストールするための権限でも包含されるため、ここでは割愛する。

実装ガイド、[Microsoft Dynamics CRM がインストールされていないサーバーへの

Microsoft Dynamics CRM 2013 Server のインストール]を参照するとインストールアカウントは下記と記載がある。

・Microsoft Dynamics CRM のインストール先で管理者レベルの特権を持ち、

ローカル コンピューターの Administrators グループのメンバーであるユーザーとして、ドメインにログオンします

前半は非常に分かり難い表現である。経験上後半のみを考慮すれば問題ない。

つまり下記である。

・ドメインユーザーであること(そもそもの前提)

・ローカルコンピューターのAdministratorsグループのメンバーであること

後者に関しては未設定であるため、①として設定を行う。

※SQL Serverはインストールできるが、Dynamics CRMはインストールできないため、ここで権限付与を行う。

 

ログインできる任意のアカウントでログインし、サーバマネージャーを起動し、[ツール]から[コンピューターの管理]をクリック

[ローカルユーザーとグループ]に移動し、[グループ]をクリック

20140722_001

[Administrators]右クリック[グループに追加]をクリック

20140722_002

[追加]をクリック

「crmdom\crmadmin」を入力して[OK]をクリック

20140722_003

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローカルサーバの管理者権限をもつユーザーで認証。

以下ではcrmdom\administratorとしているがCRMサーバのOSをインストールした際に

設定したアカウントでも問題ない。

20140722_004

追加された。[適用]をクリック

20140722_005

※同様の手順で[Remote Desktop Users]グループにも[crmdom\crmadmin]を追加することを推奨する。

crmdom\crmadminでリモートデスクトップ接続する場合、この権限が必要となるケースがあるため。

以上。

 

②SQL Serverのインストール

インストールプログラムを準備する。方法は大きく2つ

・購入したメディアを利用してインストール

・評価版をダウンロードし、これを利用してインストール(後に製品版とする方法もある。どこかで説明する)

後者を理解しておくのが実践的であろう。

購入する人とインストールする人は異なる場合が多く入手するのに手間がかかったり、

納品のタイミングとインストールのタイミングが合わなかったりする。

インストールを実施する人だけでコントロールできることが大切である。

当然注意点もある。以下、評価版全般に言えることである。

・ダウンロードできないという制約

例えば、CRMサーバからインターネット接続ができなかったり、数GB近いデータはダウンロード制限にかかるなど

運用上の制限を受ける場合。事前に確認し、難しい場合は、外部記憶媒体で持ち込むなどをする必要がある。

外部記憶媒体も制限される場合があるが。。。

・最新版を利用しないケース

評価版は基本的に最新版しか提供されない。SQL Server 2008を利用したいという場合はダウンロード不可である場合が多い。

※2014年7月現在、SQL Serverに関しては2012と2014のダウンロードできる様子。

以上を踏まえてインストールプログラムを準備する。

最後に2点。

インストールを行う前には戻せるようにする習慣をつけておきたい。

昨今は仮想サーバ上に構築することが多く、スナップショットなどで簡単に復元処理が可能である。

万が一に備え、スナップショットなどで復元できるようにするのがよい。

また、インストールの前後にはWindows Updateを実行しておくべきである。

プロジェクトとして要求されなくても、少なくともOSレベル/ミドルウェアレベルは最新化で初期提供するというのは

暗黙の了解の次元であることが多い。不具合が発生した場合でも早めの発見につながる。

 

前置きが長くなったが、以下、SQL Serverのインストール手順である。

ポイントはSQL Server Reporting Servicesのサービスアカウントだけである。

該当箇所で説明を行う。

 

SQL Serverをインストールするサーバにcrmdom\crmadminでログオン

インストールを開始するために実行するプログラムに順ずるものを実行(setup.exeかインストール用isoファイル相当)

[インストール]から[SQL Serverの新規スタンドアロン・・・]をクリック

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評価版の場合は以下のとおり。製品版の場合はライセンスキー(プロダクトキー)を入力

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恐らくは[データベースエンジンサービス]と[Reporting Services – ネイティブ]のみで要件を満たす。

選択しても問題は特にないため、すべてを選択している。

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[SQL Server Reporting Services]はドメインアカウントである必要がある。

Dynamics CRMのインストール時にエラーとなったと記憶している。

crmdom\crmadminであれば問題ないため、これをサービスアカウントとして設定する。

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[SQL Server管理者の指定]にcrmdom\crmadminを追加。

SQL Serverに関してはAdmin権限が必要であり、具体的にはsysadmin権限を持っている必要がある。

ここでの追加はこれを意味している。

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Analysis ServicesはDynamics CRMを利用する上での必須機能ではないため、何も設定しなくてもよい。

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分散再生コントローラーもDynamics CRMを利用する上で必須機能ではないため、設定しなくてもよい。

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以上。

大きな設定を行った後は要求されなくても再起動をするほうが無難。

また前述のとおり、Windows Updateも実行するべき。

このインストール後もいくつかアップデートできるものが存在していた。

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