実践 Dynamics CRM環境運用 (8) アップグレードを伴う組織のインポート

今回は少しおまけ的な内容である。

「アップグレードを伴う組織のインポート」と記載したが、

要するに2011バージョンから2013バージョンへのアップグレード手順である。

運用上、1つの顧客で頻出するテーマではないため、利用することはあまりないと思われるが、

組織のインポートでできることというトピックスに関連するものとして記載をしておく。

実際に実行する場合は当然のことながら十分なテストを計画すべきである。

アップグレードに伴い、様々な機能の改廃が行われており、すべてが正常にアップグレードされる

保証はどこにもない。プラットフォームは移行できたが一部の機能が利用できない

というようなことが発生し得るということを計画に組み込むべきである。

 

環境は下記のとおり。

移行元環境

OS:Windows Server 2008 R2

SQL:SQL Server 2008 R2

CRM:Dynamics CRM 2011 UR16(2011というエンティティを作っておく)

ドメイン:移行先環境とは別

※アップグレードは1つ前のバージョンからのみ実施可能。

※2013へのアップグレードは2011UR16移行がサポートされる(2014年8月時点の日本語版最新の実装ガイド)。

イメージは下記

20140820_001

手順は以下のとおり。

・移行元環境でDBのバックアップ(同じ手順であるため省略。「CRM2011_MSCRM.bak」で取得)

・移行先環境でDBの復元

・組織のインポートの実行

 

・移行先環境でDBの復元

SQL Serverのバージョンが異なるため、正常に復元されるか気になるところであるが、

私の環境では前回投稿の手順で問題が発生しなかった。同じ手順で問題が発生する場合は

CRMというよりSQL上の問題である可能性が高いため、SQLの問題としてトラブルシュートを

実施するとよいかもしれない。

手順は若干割愛しながら記載する。

「CRM2013_MSCRM」として作成するため、2011箇所を2013へ

20140820_002

20140820_003

正常に成功。復元時間も私の環境では1分以内。

20140820_004

・組織のインポートの実行

[展開マネージャ]から[組織のインポート…]をクリック

20140820_005

インポート可能なDBが存在する場合、デフォルトで情報がセットされるのは、前回のケースと同様

20140820_006

表示名を変更

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20140820_009

ドメインが異なる場合は失敗する。ユーザー情報が異なるので当然のこと。

[OK]をクリックするとマッピング画面へ遷移

20140820_010

[新しいユーザー]箇所を選択し、[参照]をクリック

20140820_011

管理者アカウントを入力し、[OK]をクリック

20140820_012

警告に関してはとりあえず無視。[次へ]をクリック

20140820_013

[インポート]をクリックするとインポート処理が実際に開始されるのも同じ

20140820_014

20140820_015

私の環境だと処理時間は30分程度。

20140820_016

実際の画面は以下のとおり。

20140820_017

以上。

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実践 Dynamics CRM環境運用 (8) アップグレードを伴う組織のインポート」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 実践 Dynamics CRM 2015 アップグレード関連 | 実践 Dynamics CRM

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