【Tips】評価環境の製品化

バックアップ、リストア、新環境構築というテーマがひと段落した。Tipsを投稿したいと思う。

 

インフラ構築のカテゴリーでは、SQL Server、Dynamics CRMのインストールを行った。

ここでは製品のライセンスキーを利用するものではなく、試用版を利用した。

しかしながら、実際の案件では当然のことながら製品版を利用するため、

ライセンスキーを入手するまでの一時的な対応という位置づけである。

そもそも、前者で180日、後者で90日の試用期間が存在するため、永久利用はできない。

 

試用版のプログラムと製品版のプログラムは何が違うか。

Microsoft関連のサイトを確認したが明確な記述は見当たらなかった。

私としては、以下のように理解している。

・製品版ライセンスキー適用前は、利用期限が存在し製品版と同じかそれ以上の機能を搭載

・製品版ライセンスキー適用後は、そのライセンスキーのエディションの製品版と同じ機能が提供される

 

まずSQL Serverに関して記述する。

SQL Server 2012の評価版は「evaluation」という1つエディションとして提供される。

Standard用、Enterprise用というものは存在しない。

つまり、evaluationで大半(*)の機能が評価できるというものである。

*厳密にはDatacenterエディション、Enterpriseエディション程度。含まれていない部分の記述なし。

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc645993.aspx

「SQL Server Evaluation・・・」から始まる[注意]参照

Dynamics CRMはSQL Server Standardエディションをサポートしているため、

evaluationでDynamics CRMまで構築し、後にSQL Server Standardエディションのライセンスキー

を適用するというのがよくあるパターンである。

当然、Enterpriseエディションもサポートされるため、こちらを利用してもよい。

例えば、可用性を高めるため、Always Onを構築する場合はEnterpriseエディションを利用する。

実際の手順はリンクだけとしたい。以下のサイトを参考にさせて頂いた。

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms144267.aspx

http://engineermemo.wordpress.com/2012/08/25/sql-server-%E3%81%AE%E8%A9%95%E4%BE%A1%E7%89%88%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A3%BD%E5%93%81%E7%89%88%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%A7%BB%E8%A1%8C/

 

次にDynamics CRMである。

こちらはそれぞれのエディション用の評価版キーが存在する。

プログラムは1つであり、それぞれのキーを利用することで評価段階から

そのエディションの範囲での機能評価が行えるものである。

以下、製品化の手順を記載するが、その前に簡単にエディション差異に関して触れておく。

Dynamics CRMオンプレのエディションはWorkgroupとServerが存在する。

Workgroupの機能概要は以下のとおりである。

・5ユーザーまで

・シングルテナントのみ

・CRM機能を分散インストールすることができない

他にも存在するかもしれないが、この要件でほぼエディションが確定する。

5ユーザーまでという点が厳しいため、過去1件のみがWorkgoupエディションであり、

その他はServerエディションである。

Serverエディションは上記の逆であり、制限がないと考えてまず問題ない。

 

以下、製品化手順である。

Dynamics CRMがインストールされているサーバにcrmdom\crmadminでログインし、

[展開マネージャ]を起動し、右ペインの[プロダクトキーの変更]をクリック

20140822_001

プロダクトキーを入力し、[適用]をクリック。OKや完了などなく、画面が閉じられる。

20140822_002

実際に製品版のキーが適用されているかを確認する画面が見当たらない。

一応、下記で確認できるので参考にされるとよいと思う。

SQL Server Management Studioを起動し、[MSCRM_CONFIG]の[ConfigSettingsProperties]を右クリック

[上位1000行の選択]をクリック

3行目の[NVarCharColumn]を確認する。

試用版プロダクトキー利用時は下記。試用版プロダクトキーが表示されている。

20140822_003

製品化した場合は下記。同箇所に製品版のキーが表示されている。

20140822_004

以上。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中