実践 メール系連携 (1) 準備されている連携方法

新しいテーマである。

Dynamics CRMはいわゆるメール連携が可能である。

これから数回にわたって、このいわゆるメール連携に関して記載をする。

まず、連携方法に関して記述する。連携方法は以下の3種類である。

①Outlookクライアント

②E-mail Router

③サーバ側同期(Server Side Sync)

それぞれに関して簡単に説明していく。

①Outlookクライアント

3.0から存在する機能で、Outlookにアドインして連携を行うものである。

Outlookが搭載されているクライアントPC毎にインストールして利用するものである。

Outlookの画面上CRMの画面がはめ込まれているものを見たことがあるかと思う。

また、メール送信画面からCRMと追跡のようなボタンをクリックして、

CRMのレコードとメールを関連付けて送信するような機能も見たことがあると思う。

これらの機能はこの連携方法のみで提供される機能である。

連携対象はメールだけではなく、取引先担当者やタスク、予定なども連携が可能である。

連携するためのエンジンはクライアント側に搭載され、

クライアントPC上でサービスが起動している時点のみ連携処理が行われる。

つまり、PCをシャットダウンしている間は連携処理が停止し、PCを起動後に処理がおこなわれる。

最後にOutlookクライアントは別の機能も持っている。

Dynamics CRM Onlineにて、動的Export機能を有効にする場合、これをインストールする必要がある。

②E-mail Router

3.0から存在する機能で、一般的にはサーバにインストールして連携を行うものである。

連携するためのエンジンはサーバサイドに搭載されるため、

機能の集約化に伴うトラブル箇所の削減や常時連携処理を行うということも容易になる。

Outlook以外のメーラーを利用している場合であったり、

システムアラートメールの送信処理などで利用することが多いと思われる。

E-mail Routerの名のとおり、連携対象はメールのみである。

③サーバ側同期

2013から登場した機能で、Dynamics CRM アプリケーションに搭載されたエンジンを利用して連携をとるものである。

Dynamics CRM Onlineを利用し、Outlookクライアントの利用がマッチしない場合、

この機能が存在しないのであれば、Email Routerを利用しなければならない。

「折角CRMサーバをクラウド化したのにローカルサーバを構築しなければいけなくなる」という

ケースを排除するために登場してきたという背景があると思われる。

基本的にはE-mail RouterがDynamics CRMアプリケーションに取り込まれた機能というようなものであるが、

メールだけでなく、取引先担当者やタスク、予定表の連携も可能である。

注意する点としては、サーバ側同期の設定が可能な構成が限定されることがあるということくらいである。

一部の構成では、メール以外の連携がサポートされない。以下が参考となる。

https://community.dynamics.com/crm/b/tsgrdcrmblog/archive/2014/08/30/microsoft-dynamics-crm-2013-server-side-exchange-synchronisation.aspx

以上。

次回以降はそれぞれの具体的設定や共通の設定に関して触れたいと思う。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中