【Tips】CRM環境オープン後の初期設定

2016年春のアップデート後のCRM Online環境では
以下の初期設定を行わないとカスタマイズができなくなりました。
ログイン後に解説はなく、自習書にもまだ記載がないため気づきにくいです。

ログイン直後は以下のようにメニューが少なく表示されます。
[設定]>[セキュリティ]をクリックします。2016-06-20 15_50_00-ダッシュボード_ Sales Activity Dashboard - Microsoft Dynamics CRM
[ユーザー]をクリックします。2016-06-20 15_50_05-セキュリティ - Microsoft Dynamics CRM
アカウントを選択し、[管理者に昇格]をクリックします。2016-06-20 15_50_13-ユーザー 有効なユーザー - Microsoft Dynamics CRM
2016-06-20 15_50_18-管理者に昇格

 

 

 

 

 

以上です。
以下のようにメニューが表示されるようになります。2016-06-20 15_50_30-ユーザー 有効なユーザー - Microsoft Dynamics CRM

【Tips】契約のある取引先企業のみを表示する 【フォーラムQA】

フォーラムでのご質問への回答です。

ご質問に類似する機能はよく実装するものです。
抽象化すれば、「あるカテゴリだけのデータを表示する」というものです。

このテーマはレベル分けが大切であると思います。
①アクセスを容易にしたい
②アクセスを制限したい
「・・・だけを表示」という要件は上のどちらかに分類されます。
①は容易です。②は考慮が必要になる場合があります。

①アクセスを容易にしたい
今回、これが要件であると推測されます。
「契約フラグ」を設けて、各ビューの条件に「契約フラグ」が「はい」であるという条件を付けるのが定石です。

取引先企業のフォームエディタ画面を起動します。2016-06-17 15_53_54-

「契約フラグ」を追加し、保存・公開します。
※フィールド追加は常にフォームエディタから行うことを推奨します。
フィールド追加後、ほとんどのケースでフォームに配置するからです。2016-06-17 15_55_58-フィールド_ 新規の取引先企業2016-06-17 15_57_28-フォーム_ 取引先企業

取引先企業の「アクティブな取引先企業」ビューに移動します。2016-06-17 16_00_10-ソリューション _ 既定のソリューション - Microsoft Dynamics CRM

条件に「契約フラグ」が「はい」であるという条件をつけ、公開します。2016-06-17 16_01_17-ビュー _ アクティブな取引先企業 - Microsoft Dynamics CRM
出来上がりの詳細確認は省略します。アクティブな取引先企業を表示するとレコードが表示されていません。2016-06-17 16_05_26-取引先企業 アクティブな取引先企業 - Microsoft Dynamics CRM
当然新規で作成された「契約フラグ」の値が「はい」のデータが存在しないからです。
以上です。

②アクセスを制限したい
顧客情報を共有することを目的(全体公開が前提)の仕組みに制約を入れるのは望まれる方向性ではありません。
まずは、本当に制限が必要かを確認するようにしています。経験上半分くらいは①のケースが含まれます。
・契約前の企業はなぜ表示されてはいけないのか。
 本来選択してはいけないという状態であり、誤操作として選択してしまうからか。
 であれば選択しにくくすることで回避はできないか。
・業務を変更できないか。契約後にリードから変換するのではなぜダメか。
 このようなことを議論して①として扱えないかを探ります。

そのうえで②となった場合は具体的な機能要件をヒアリングします。
・法務部ユーザーは表示された方がいいが、営業部はダメ
→セキュリティロールと部署、取引先企業の所有者で制限、運用を考える(ノンコーディング)
・取引先企業を作成した人は表示していいが、その他はだめ。
色々その他業務機能を推測しながら検討すると、コーディングにて制御しかなくなる。
→案1.Pluginにてデータの読み込み制限を入れる。
→案2.JavaScriptのOnloadにて警告ポップアップと共に画面を強制的に落とす
※その他色々ありますが、割愛します。
以上です。

実践 カスタマイズ (9) グラフカスタマイズ

グラフのカスタマイズに関してです。
グラフのカスタマイズのポイントはグラフをXMLファイルをカスタマイズすることにポイントがあります。
Dynamics CRM画面上でのカスタマイズではあまり複雑なことはできませんが、
XMLを編集することでより多くのカスタマイズができます。

まずは画面上でのカスタマイズです。
[設定]>[カスタマイズ]をクリック
2016-06-04 11_16_37-管理 - Microsoft Dynamics CRM
[システムのカスタマイズ]をクリック2016-06-04 11_17_35-カスタマイズ - Microsoft Dynamics CRM

対象のエンティティに移動し、[グラフ]をクリック。一覧が表示されます。2016-06-04 11_21_45-ソリューション _ 既定のソリューション - Microsoft Dynamics CRM

[新規]をクリックしてグラフを作成してください。
できることは限られているのでいろいろ試してみるのがいいと思います。
保存をしたら、公開をするのはほかのカスタマイズと同じです。

XMLを編集する方法です。
グラフを選択して[その他の編集]>[エクスポート]をクリックします。2016-06-04 11_22_58-ソリューション _ 既定のソリューション - Microsoft Dynamics CRM

グラフを構成するXMLファイルをダウンロードすることができます。
あとはこのファイルをテキストエディタなどで編集し、インポートをしたら公開するだけです。

ではどのようなことができるか。ほんの一例は以下です。
・凡例が邪魔であるので非表示にしたい
・目盛りの単位を変更したい、非表示にしたい
・棒グラフの並び順を変更したい
・棒グラフと折れ線グラフを一緒に表示したい

詳しくはこちらのサイトのコンテンツが充実しているので参考にされるといいと思います。

【Tips】 ADアカウントとCRMユーザーの紐づけ問題【削除のケースだけじゃない?】

大切なテーマです。
運用系のナレッジがJapan Dynamics CRM Team Blogに投稿されていました。
こちら

Japanブログに記載されていることは当然発生することですが、事態は比較的軽いものだと思います。
再度CRMのユーザーをアクティブ化しようとする作業を行っているため、気付きやすいと思います。

どちらかというと影響が大きいケースは、バックアップデータからの復元のケースだと思います。
こちらの場合、復元したものの全アカウントがCRMにアクセスできるのかわからないため、事態は重いものだと思います。
問題点に対する指摘は以前に投稿した「実践 DYNAMICS CRM環境運用 (2) DBの復元」の最下部あたりを参照してみてください。

問題発生の可能性だけを指摘し、回避策にはあえて触れませんでしたが、
この問題もJapanブログに記載されている方法である「組織のインポート」で回避することができます。
私の投稿にも手順はありますので、参考にしてみてください。

最後に、「組織のインポート」を実施する際の注意です。
「組織のインポート」はADに存在するアカウント情報をもとにCRMのユーザー情報を作成します。
氏名や役職、部署、電話番号等の情報はADの値を利用します。
したがって、これらのデータをCRM上で変更して運用している場合は、値が「元にもどる」ことが発生します。
実施後に値の修正が必要となります。

【Tips】Onlineで旧バージョン環境を利用する方法

Dynamics CRM Onlineの評価環境を申し込むとその時点で最新のバージョンの環境が提供されます。
しかしながら様々な理由によって、旧バージョンを利用したいケースがあります。
今回は旧バージョンを利用する方法をご紹介します。

設定を行う場所は「Office365管理センター」です。
管理センター>CRMをクリックしてください。2016-06-03 00_04_33-Office 管理センターのプレビュー - ホーム

変更したいインスタンスを選択して[編集]をクリックしてください。2016-06-03 00_09_43-Microsoft Dynamics CRM Online

「インスタンスの種類」を[サンドボックスインスタンス]に変更して[次へ]をクリックしてください。2016-06-03 00_11_36-Microsoft Dynamics CRM Online

[保存]をクリックしてください。2016-06-03 00_12_52-Microsoft Dynamics CRM Online

[リセット]をクリックしてください。2016-06-03 00_13_46-Microsoft Dynamics CRM Online

「対象のバージョン」で任意のバージョンを選択し、[次へ]をクリックします。2016-06-03 00_15_44-Microsoft Dynamics CRM Online

警告に注意してください。
以上です。お試しください。